石綿分析 of アクア分析センター

石綿分析

石綿(アスベスト)とは

石綿(アスベスト)は、蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱物のこと。蛇紋石系(クリソタイル)と角閃石系(クロシドライトなど)に大別される。石綿の繊維一本の細さは、だいたい髪の毛の5000分の1程度の細さである。

 耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、日本では「奇跡の鉱物」などと珍重され、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきた。しかし、空中に飛散した石綿繊維を肺に吸入すると約20年から40年の潜伏期間を経た後に肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高いため、2007年現在では「静かな時限爆弾」などと世間から恐れられている。

厚生労働省からの石綿関係の情報
LinkIcon石綿関係の関係法令・通知等
LinkIcon石綿に関するQ&A

石綿の種類

石綿の種類には

・クリソタイル(白石綿)
・アモサイト(茶石綿)
・クロシドライト(青石綿)
・アンソフィライト
・トレモライト
・アクチノライト

以上の6種類があり、工業的には3種類が使用されている。
中でも毒性が強いとされているアモサイト・クロシドライトについてはすでに1995年に使用・製造が禁止されている。
クリソタイルについては2004年10月に使用が禁止、2008年までに全面禁止となる予定。

kurifuki.jpgクリソタイル
amofuki.jpgアモサイト
kurofuki.jpgクロシドライト
kuri1.55.jpgクリソタイル(顕微鏡)
amo1.68.jpgアモサイト(顕微鏡)
kuro1.7.jpgクロシドライト(顕微鏡)

分析手順

建材製品中のアスベスト含有率測定方法フロー

asubesuto-jis.jpg

吹き付けバーミキュライトの分析フロー(定性分析)

asu-bamyu.jpg

X線.jpgX線回折装置(島津製作所)
kenbikyo.gif位相差顕微鏡(Nikon)